8月28日、海外研修3日目です。朝食時に、ホテルのWi-FiにアクセスしてSkypeを活用し、現地からはスマートフォンで、三島北高校では図書館のPCを使い、連絡を取り合うことに成功しました。
午前から、今回の研修のメイン事業であるチューヴァンアン(Chu Van An)高校(以下、CVA)との交流を行いました。同校は1908年創立の名門校であり、1995年にはベトナムにある3つの国立高校のひとつに指定されています。全校生徒1800人は、NormalクラスとMajorクラスに分かれており、後者に属する生徒の多くが、進学先としてアメリカやイギリスなどの大学を選ぶとのことです。また、外国語の選択科目に日本語があることから、日本への関心が高い生徒も多く、「おはようございます」「こんにちは」と日本語で話しかけてくる生徒が大勢いました。
生徒たちは、1年生の英語の授業に参加させていただき、大歓迎を受けました。授業ではグループワークが取り入れられており、本校生徒も各グループに入れてもらいました。担当した英語教員のサポートを受けつつ、本校生徒もCVA生徒と一緒に発表に参加することができました。CVA生徒たちの積極性や歓待の姿勢、他者を受け入れるムードは素晴らしく、授業は大いに盛り上がりました。

昼食時には、本校生徒もCVA生徒とともに学食で食事をとりました。CVA生徒は、ベトナム語のわからない本校生徒のために食事の注文の手助けをしてくれ、一緒に食事をしながら交流を深めることができました。
午後には、両校の生徒による英語での水に関する研究発表会を実施しました。CVA生徒たちによるプレゼンは手法に長けており、その堂々とした姿には迫力がありました。本校の生徒たちのプレゼンは、直前まで準備と練習をした成果を大いに発揮することができました。臨席した在ベトナム日本国大使館の田中みずき書記官からは、「三島北高校のプレゼンはよく考察ができていた」との講評をいただきました。
本校生徒の発表タイトルは以下のとおりです。
- Festival
- Eco Farming
- Water Pollution & Water Cleaning Method
- Water Issues & Plans
- Japanese Climate & Torrential Rain

プレゼン後は、質疑応答とディスカッションを行う予定でしたが、時間が長引き、少しの質疑応答で終了せざるを得ませんでした。しかし、研究発表会は、CVA生徒のプレゼンを「聞く態度」の素晴らしさにも助けられ、成功裏に終えることができました。
CVA生徒たちとの交流は大変有意義なものであり、彼らから学んだことは、今後、本校生徒たちに深く影響してくるものと思われます。本校生徒たちは出発前、CVA生徒たちに配るための名刺とお菓子を準備していましたが、それらは両者の交流を促進するよい材料となりました。今後の彼らの交流の継続に期待したいものです。
CVAとの交流についての生徒の感想は以下のとおりです。
- 歓迎の仕方やフレンドリーかつ積極的に声をかけてくれる生徒たちに感心した。
- プレゼンが堂々としていた。
- テンションの高さや授業を楽しむ様子が素晴らしかった。授業を前のめりになって聞いている生徒たちの様子に刺激を受けた。
- 生徒に考えさせる授業がよかった。
- 英語力の高さに驚いた。積極的かつ自信をもって英語を使っていた。
- 盛り上がる部分と先生の話を聞く部分との切り替えが早かった。
- 相手のことを知ろうと、一生懸命になってくれた。感情表現が豊かだった。
- 現地の高校に行かなければわからないことを知ることができた。

夕刻には、日本国大使館を表敬訪問しました。大使館では、在外公館の仕事やベトナムについて、また、日本とベトナムの関係についてお話しいただきました。生徒たちも鋭い視点から質問するなど貴重な時間を過ごすことができました。

その後のハノイ中心部でのフィールドワークでは、ベトナム人ガイドのルオン・ヴァン・サン(Luong Van Sang)さんにホアンキエム湖を案内していただき、その歴史や言い伝えについて解説していただきました。


