本校主催の「高校生グローバル課題研究ポスターセッション大会」を2月2日、沼津市のプラサヴェルデで開催し、静岡県内から本校を含む9校30チームが参加しました。国連サミットで採択された「SDGs (Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)」が定める17の目標に関連した課題研究に取り組む県内の高校生が一堂に会し、それぞれの研究をポスターセッション形式で発表しました。司会は本校の3年生2人が務めました。この「高校生グローバル課題研究ポスターセッション大会」は、30年度で終了するSGH事業の集大成の一環として実施しました。発表する生徒は、オーディエンスの生徒、保護者、教員に向けて、いかにわかりやすく研究成果を伝えるか、さまざまな工夫を凝らしていました。ポスターセッション終了後には、本校生徒によるミニワークショップが実施されました。
ポスターセッション大会
本校からは、前日に引き続き、1、2年生のHR代表とSGH海外研修チームが英語で発表を行いました。日本語で発表した本校以外の8校9チームは以下のとおり(順不同)。
- 静岡県立富岳館高等学校 農業クラブきのこ研究班: 被災地に緑を
- 富士市立高等学校 丘地区チーム: ソーラーライトで街を明るく
- 富士市立高等学校 吉永地区チーム: YOSHINAGA GREEN PROJECT
- 静岡県立吉原高等学校 吉原商店街活性化チーム: 地域を活性化!さらに暮らしたい地域へ!!!
- 静岡県立駿河総合高等学校 M-SIPP: SDGs学習すごろく
- 静岡県立静岡中央高等学校 自然科学部: 学校周辺にゲンジボタルを復活させる取り組み
- 静岡県立静岡農業高等学校 生物工学部: 在来作物「かつぶし芋」の保護を目指して
- 静岡県立藤枝北高等学校 食品サイエンス部: 過疎地域の活性化プロジェクト
- 静岡県立掛川西高等学校 チーム掛プロ: SDGsから見た掛川城プロジェクションマッピング
審査員により選考される優秀賞は、藤枝北高校「食品サイエンス部」が受賞しました。参加者の投票で選出される「いいね賞」は、掛川西高校「チーム掛プロ」と本校「Three Frogs」が受賞しました。
ミニワークショップ
ミニワークショップは、海外研修を受講する2年生チームがファシリテーターを務め、会場をふたつに分けて実施しました。参加生徒は、SDGsの基本を理解する「SDGs for our future」とグリーンインフラの重要性をゲームで学ぶ「What is GI?」を体験しました。