2年生の修学旅行で訪れたシンガポールで10月9日、SGH海外研修チームの12人は国立シンガポール大学を訪問し、同国の水に関する政策の専門家であるセシリア・トルタハーダ教授から1時間にわたる講義を受けました。生徒は、質問を積極的にして自分たちの知識を深めることができました。また、半年かけて取り組んできた課題研究のプレゼンテーションをセシリア先生に聞いていただき、解決策の改善点や、今後の研究の深め方などご指導をいただきました。 参加した生徒たちは、以下のような感想を寄せてくれました。

  • 私達が研究している内容は、シンガポールでも日本でも大切な課題であると再認識することができました。セシリア先生の講義を受けた後で水問題にさらに対する関心がさらに深まったと思います。シンガポールではNewaterという新しい水の生産方法や、なぜそれがシンガポールでは良いのかが分かりました。
  • セシリア先生の講義はとても興味深いものばかりでした。シンガポールのお話から水の話、日本やその他の話まで、多様に話を進めていくのに、全く話がごちゃごちゃしていなくて、最後にしっかりとまとまっていて、とても驚きました。マリーナバラージのところが私はとても面白かったです。
  • 洪水や生活排水、水不足などいろいろな視点の水問題について教えていただきとても勉強になりました。また、シンガポールだけでなく東京や中国などの例も挙げていて参考になりました。

セシリア先生 セシリア先生 セシリア先生

また、他の生徒も以下を訪問し、多くのことを学びました。

  • バイオポリス:世界的な生体医療工学の研究開発拠点である「バイオポリス」を訪問し、シンガポールの科学技術の発展やそこで活躍する日本人の方のお話を伺いました。
  • ニーアン・ポリテクニーク:日本の高等専門学校に相当する機関で、日本文化を学ぶクラブの学生さんたちと交流をしました。シンガポールと日本の文化をそれぞれ紹介しあい、キャンパスツアーや遊びを通して仲を深めました。
  • ジュロンウエスト・セカンダリスクール:シンガポールと日本に関する相互の文化紹介、校内見学、シンガポールの伝統的なゲーム体験等を行い、和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。今回おもてなしをしてくれた生徒さんは、11月に日本に訪問予定とのことで、再会の約束もしました。

バイオポリス ニーアン ジェロン