大阪大学大学院国際公共政策研究科が主催する「国際公共政策コンファレンス」が4月21、22日に開催されました。本校からは、事前の論文審査を通過した3年生3人の1チームが出場し、「持続可能な社会と『仮想水』」というテーマで、課題解決のためのあたらしい仕組みに関する研究発表を行いました。発表では、審査にあたった大学教員から鋭い指摘をいただいたり、他校の優れた研究から学んだりと、大いに刺激を受けました。参加した生徒は次のように述べました。

水以外の論点での他校の発表を聞け、非常に自分の勉強になりました。日本語での発表といういつもと少し違う形式で、論文や20分という長い発表の論理立てやデータの使い方を学び、自分の能力を高められたからです。データの示し方、話し方、論理立ての仕方など、プレゼンの基礎から学べて、なおかつ準備も楽しくできました。当日は厳しい質問も多く飛んできて、あらためて勉強になりました。私たちが考えたアイデア(Happy Trading System)を少しでも多くの人に伝えられて、仮想水についても伝えられたと実感したので、悔いはないです。今回のことを大学でも活かせたらと思いました。(3年・二宮敏枝)