本校は名古屋大学教育学部附属高校が幹事校を務める「WWL域内ALネットワーク」に所属しています。3月26日、27日、同校が主催する「2025年度 SSH×WWL合同生徒研究発表会」において、2年生の「総合的な探究の時間」のチーム「食品ロス戦隊クックルン」が子ども食堂をテーマとしたポスター発表を行いました。また、学校設定科目「STEAM for SDGs」を履修予定の1年生2名も参加し、他校の優れた研究発表に触れ、今後の研究活動に活かせるポイントを発見することができました。

発表者として参加した生徒の感想 

  • 今回の発表会に参加した経験は、今までやってきた学びをアウトプットする良い機会となったとともに、他校の探究や研究の成果を聞くことで多くの刺激を受けることもできました。また、自分の考えを他者に伝える難しさや、相手に分かりやすく説明する力の重要性も実感しました。今後は今回得た気づきを活かし、より深い探究と発信力の向上に努めていきたいです。
  • 今回のSSH×WWL合同研究発表会に参加し、私たちの研究の工夫されている点や、一方で内容の深さにおいて課題が残る点を客観的に把握することができ、とても有意義な機会となりました。また、他団体の研究内容にあった多角的な視点や多様な考え方は、自分にとって新鮮であり、非常に興味深かったです。今後は、今回得られた気づきをもとに研究内容をさらに発展させていきたいです。
  • 初めて県外の研究発表を見学し、研究内容や研究方法のレベルの高さに非常に感心した。
    自分たちが取り組んでいるSDGsとは異なる、科学や数学分野の研究から多くの刺激を受け、非常に有意義な経験となった。また、ポスター発表やグループでの発表では、貴重な意見や感想、さらには問題点の指摘をいただき、自分たちでは見落としていた課題に気づくことができた。今後は、今回得た学びを活かし、より完成度の高いビジネスシステムの構築を目指していきたい。

見学者として参加した生徒の感想

  • 今回、名古屋大学教育学部附属高等学校が主催するSSH×WWL合同研究発表会に参加し、自分の中で「探究とは何か」という問いが大きく深まる、非常に濃い二日間となりました。講演や発表、交流を通して強く感じたのは、探究とは単に知識を集めたり正しい答えを導いたりすることではなく、「問い続けること」そのものに価値があるということです。これまでの私は、結果や結論に意識が向いていて、どれだけ正確な答えにたどり着けるかを重視していました。しかし今回、多くの発表や意見交換に触れる中で、思い通りの結果が出なかった過程やそこから生まれる新たな疑問こそが探究を前に進める原動力であると実感しました。また、他校の生徒との交流を通して特に印象に残ったのは、同じテーマに対しても人によって視点や考え方が大きく異なるということです。同じ事象を見ていても、着目する点や問いの立て方が違うことで全く異なる探究へと発展していきます。その中で、自分の考えを言葉にして伝え、相手の意見を受け取ることで考えが広がっていく感覚を強く実感しました。探究は一人で完結するものではなく、他者との関わりの中で深まっていくものだということを実体験として学ぶことができました。さらに、講演を通して感じたのは探究や研究を続けていくためには、知識や技術だけでなく「考え続ける姿勢」と「信念」が必要不可欠であるということです。最先端の研究や成果の裏には長い時間をかけて試行錯誤を繰り返してきた過程があり、その積み重ねが新たな価値を生み出しているのだと感じました。この気づきは、自分のこれからの学び方を見直すきっかけにもなりました。二日間を通して、自分の視野が広がっただけでなく「探究にどう向き合うべきか」という軸が少しずつ見えてきたように思います。これからは、結果にとらわれすぎず、疑問を持ち続けることを大切にしながら、自分の探究をより深めていきたいです。今回の経験を一度きりのものにせず、日々の学びの中で生かしていきたいと強く感じました。
  • 今回「SSH×WWL合同生徒研究発表会」に参加させて頂き、同年代の極めて水準の高い研究成果に触れ、多大な刺激や新たな知見、学問への向上心を得ることができました。名古屋大学の教授の講演を拝聴したことや、他校の生徒と研究成果について交流をし合ったことは大変貴重であり、自分自身が改めて学問に向かい合うまたとない機会となりました。高校生という立場で限られた制約で研究をするのは容易ではありません。私自身、研究する上で専用機器などの特殊な道具を用いることのできない高校生の研究には、限界があると考えていました。しかしながら、そんな制約がある中でも素晴らしい研究成果を上げている他校の生徒たちの発表を聞き、学問に限界などないのだと痛感しました。また、他校の生徒との交流会では、研究成果についてより深い話し合いを行うことができ、互いに異なる研究内容についての話し合いを行い、多角的な見識や、物事を正確に捉える力、新たに学問に対する興味関心を養うことができました。今回の経験は、今後の人生における私の価値観に大きな影響を与えました。今回私が学んだものの一つに知識を求め学問を追求するという行為の楽しさ、面白さというものがあります。向上心というものは何かを極める上での原動力になると考えています。そしてその原動力は自分ひとりで手に入れるのは困難なことだと感じています。ですから、今回のように外部からの新しい刺激を受けられたことは、自分自身の価値観にすら影響を与えることのできる代替不可能な、充実した経験となりました。探究活動は、直接的に将来に繋がる主要教科の勉強とは違って、一見その意味や有用性は乏しく思えることもあるかもしれません。しかし探究心というものは、どの学問をする上でも欠かせないものです。私は今回の経験でそれを充分に理解し実感しました。そして今後もその気持ちと感覚を忘れることなく邁進して行きたいと思います。

 WWL WWL2