本校が参加している、WWL域内ALネットワークの拠点校である、名古屋大学教育学部附属中・高等学校が主催するワークショップが、本校を会場として行われました。学校設定科目を履修している生徒や美術部の生徒10名が、名古屋大学附属中・高等学校の4年生(高校1年生)5名と共に参加しました。ワークショップを運営する一般社団法人ELABは、本校等同様に三菱みらい育成財団の助成を受けている団体であり、人間の描くという原初の行為の意味を探究する中で生まれたアートによる学びのプログラム「EGAKU」を展開しています。参加者は、鑑賞した絵画から感じ取ることを言葉にする活動や、「大切にしていること」に対する思いを言語化して色を創造する活動のあと、プロが使う画材を使っての自分だけのアート作品を創作しました。強弱をつけたり、色を重ねたり、指でこすったりすることで完成した作品は額装され、相互鑑賞の時間には次々と言葉が飛び出しました。STEAMにおけるARTの役割にを各自が感じ取ることができた、豊かな時間となりました。





生徒の感想
- 講義を受ける前まで、アートは専門的で難しそうなイメージを持っていたけれど、上手い下手にこだわらず、自分の思うものを色や形に落とし込んでどんどん具体的にするのはとても楽しかったです。また、STEAMの他の4つの項目(Science, Technology, Engineering, Mathematics) よりも自分らしさを表現出来るものだと気づくことができました。今後の活動では、発表の内容で個性を表す手段としてアートを積極的に取り入れて行きたいと思います。
- 芸術に対する理解が深まった。形あるものを作ることが芸術なのではなく、自分の感情など、伝えたいことを形容化する行為そのものが芸術をすることなんだと感じた。自分の表現したいことを形にすることや、その過程で多角的に物事を捉えることの重要性を学び、これらの能力を今後意識して活用し、育んでいきたいと思う。
- 自分の意見や感情を表す方法が、「言葉」以外にもあることが分かった。それだけでなく、私たちは言葉で表そうとすると、どうしても他人の目線を気にしてしまい、ありのままに表現できていないことも分かった。それに比べて、絵で気持ちを表すと、他人には直接的に伝わりにくいという安心感からか、素直に表すことができた。これからは、何かに悩んだ時、書くだけでなく、描くことも意識していきたい。
