「探究リーダー養成塾」とは、三島・田方地区の公立高校10校が地区をあげて探究学習に取り組むうえで、各校の核となるような探究的なマインドを持つ生徒を育てるために、令和6年度より年に2回開催している、学校の枠を超えたワークショップです。昨年度に続き、冬開催の探究リーダー養成塾は、三島・田方地区の「行きたい学校づくり」事業拠点校である本校が会場となりました。今回のワークショップは、「360度映像でつながる世界」と題し、NPO法人クロスフィールズより渡辺真恵様、藤原未怜様を講師に招き、同団体が開発したVR教材を用いて展開され、地区内の高校生15人と教員6人が参加しました。ウガンダで生活する人々の様子を、手元で角度を変えながらスマホなどの端末で見たり、かつて子ども兵だった男性が、自身の過酷な経験と、サポートを受けながらどのように現在生活しているかを語るインタビューを共同で視聴したりする活動を通じ、他校の生徒同士が活発に意見交換をしました。さらに、子ども兵の問題の根底には、紛争の火種となる資源の開発・奪い合いの問題があり、実は自分たちの生活の延長にある問題であるということについても、参加者がそれぞれに理解を進めました。また、意見交換を補助するものとして、生成AIを使った活動も組み込まれ、より多角的・多層的な学びに結び付きました。

リーダー塾 リーダー塾 リーダー塾

参加生徒の感想(本校以外の参加生徒も含む)

  • VRを使って実際の様子を見るという今までやったことのない経験ができていい機会になりました。
  • 今ある問題を解決するために1歩でも前に進めたから良かった。また他校の人達と交流して意見交換をすることが貴重な経験になったと感じた。
  • 360℃体験をすることで、今まで他人事として思っていたことを自分事のように捉える ことができてとて良かった。
  • 自分は、今回のことを通して、何も知らなかった「ウガンダの子ども兵」の苦しさや紛 争に関する難しい課題について、全部ではありませんが、理解することができたと思い ます。 今でも苦しんでいる人達のために、今後の生活で何ができるかを意識していこうと感じました。
  • 普段実際に起こっていると言われても(AIとかで情報が錯綜していて)何が嘘で何が本当かわからない現代で、このような講座に参加することにより、自分が何を軸として考えたらいいのかが分かりました。