12月24日(水)、三島市谷田にある国立遺伝学研究所を学校設定科目「STEAM for SDGs」を履修する生徒11人が訪問しました。当日は、生物多様性を生み出した動物進化の分子基盤について研究されている工樂教授による講義を受講しました。DNAや進化といった高校生物で学ぶ内容に加え、系統樹を用いたゲームも行われ、解説が入るたびに生徒からは「なるほど!」「面白い!」という声が上がるなど、楽しみながら学ぶ姿が印象的でした。また、成果発表の時間には生徒の発表に対して丁寧な講評を頂きました。生徒には今回の経験とアドバイスを今後の探究活動に生かし、さらなる学びに繋げてもらいたいです。

 以下生徒の感想

系統樹など生物の授業で聞いたことのあるものが出てきた。今まで知識として頭に入れていたが、ゲーム形式で実際に系統樹を作ってみると、授業で知ったことを実際に使うことはとても楽しかった。また、今までの生物の授業では進化の部分では現在わかっている区別しか学ばなかったけれど、ゲームや先生の講義を通してまだまだわからないことが多い「進化」という分野の面白みを感じた。今まで「遺伝子」や「研究」と聞くと堅くて難しいイメージを持っていたけど、実際に足を運んで自分の目で見てみると、そんなことはなく、研究室に入ってみて「研究」が少し身近に感じられるようになった。

 今まで生物の授業でDNAなどについて学習したり、オープンスクールなどで分子生物学などの言葉を聞いたりしてもどんなものかイメージがつかなかったが、ゲノム解析によって年齢など生物の様々な情報がわかると知って面白かった。一種一種のゲノム解析の積み重ねは地味だと思っていたが、情報量が多すぎて未だ分かっていないことも多く、誰かの研究の積み重ねが誰かの役に立つのはとてもやりがいのある大事なことだと分かった。お金を目的とした研究もあるけど、誰もやっていないこと、自分が知りたいことをしたいという思いを軸に研究されていると知り、心の支えになって可能性が広がった感じがした。発表では、根拠となるデータについてどのように調査が行われたかなどもっと気をつけるべきだと分かった。

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