学校設定科目「海外研修」の3つのチームは、ベトナム・ホーチミン市を訪問する、来月の現地研修に向けて研究を進めています。事前研修の一環として、APEX Vietnam Travel Corportaionの森本紀子様より、オンラインの講話をいただきました。長らくベトナムで生活をされてきたご経験から、「サステナブル」という概念に対する、日本人の一般的なとらえ方とは異なる考え方など、具体的なエピソードを交えてご紹介くださいました。
生徒の感想
- ベトナムで日本人がピザのお店を創設したことが特に気になりました。ただのピザのお店ではなくサステナブルな食材を利用しており、サステナブル志向を促進し、力を入れていることに特に興味を持ち、より詳しく調べてみようと思いました。また自分がベトナムについて調べていた内容と異なるお話が多くあったため、実際にベトナムに行きもう一度最新の情報で調べ直す必要があると思いました。
- 講話のなかで特に社会主義についての話が印象に残った。ベトナムでは政府が問題の解決策をスピーディーに実行できるという点では非常に効率的だと思った。この社会主義であることがベトナム人の国民性の形成に多少は関わっているのではないかと感じた。また、現地でのごみの回収に関する話から、研究することで新たに生まれる可能性のある問題の存在に気付かされた。このことはベトナムに行って、自分の目で見て詳細を明らかにしたい。
- ベトナムでは、サステナブルなことへの意識はあまり高くないと思っていたため、来年からハノイの一部地域でガソリンバイクや燃えないプラスチックバックの使用が禁止されると知って驚いた。また、ベトナムの教育のリアルな現状を知ることができ、それが思っていたものよりも良好な状況だったので、元々考えていた前提をアップデートする必要があると感じた。自分たちの研究テーマだけでなく、ベトナムの日常について少し詳しくなることができ、とても勉強になった。