昨年、学校設定科目「海外研修」を履修していた2年生の2チームが、第8回日本高校生会議所のオンライン総会に参加し、課題探究の成果を発表しました。県外の学校も含め、11チームが参加したこの発表会では、お互いの課題探究の取り組み等を紹介し、大学教員等のアドバイザーの皆さんから様々な角度の質問や指摘をいただきました。参加した本校の2チームの生徒たちは、他校の取り組みに敬意を表しつつ、疑問に思ったことや自分のアイデアについて、積極的に意見を伝えることができました。
生徒の感想
- 他校のプレゼンテーションを聞いてみることで、自分たちの探究を深めるきっかけになり、貴重な交流ができたと思います。また、様々なバックグラウンドを持つ方々に自分たちのプレゼンテーションを聞いてもらうことによって、多方面からの視点で見てもらえたり、客観的な意見をもらうことができたりなど、探究を見つめ直す時間にもなりました。どの学校も興味深い内容のもので、楽しく参加することができました。
- これまでの自分たちの探究活動を振り返り、発表のための準備などを通して、自分たちの問いや視点を整理し直すことができ、探究の意味をより深く考える機会になりました。
他の高校生の発表から刺激を受け、アドバイザーの方々からのフィードバックを通して、自分たちでは気づかなかった新たな視点を得ることができました。これらの学びは、今後の探究をさらに深めていくうえで大きなヒントになったと感じています。 - 今までは自分達から相手に伝えることは多かったのですが、他の方々の研究を聞くということは少なく、とても勉強になり、自分達の研究を見直す良い機会となりました。どの研究も様々な良さがありましたが、聞いていて疑問を話し合ったり、アイデアを出し合うということが面白かったです。聞いてくださった方の感想なども自分達の自信に繋がりました。今回のこの機会を研究、それ以外のことにも生かしていきたいと思いました。
- 同世代で探究を行なっている仲間の発表を聞き、また発表するとても貴重な機会でした。私が最も学びになったと思うことは、発表の仕方です。私は発表の構成をほとんど変えていなかったのですが、他の学校の発表を聞いて、より聴衆の興味をひく導入や、プロセスの説明について考えるきっかけとなりました。