2年生の「総合的な探究の時間」で研究を進めてきた、全59チームより校内選抜された代表7チームが、校内ビジネスプランコンテストに臨みました。当初、10組の外部審査員の前で発表する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症拡大のため、発表動画による審査となりました。

ビジネス1    ビジネス2

同一のチームで2年間研究を進める課題探究のカリキュラム開発を進めた「総合的な探究の時間」において、各チームはソーシャルビジネスの視点を研究に取り入れながら、社会的な課題の持続可能な解決方法を考察してきました。展開可能なビジネスプランとするために、ターゲット、商品やサービス、経営資源を明確にし、試作品を作りながらチームで取り組んだ研究の集大成です。次項目の審査員の皆様による厳正なる審査の結果、避難所で使える女性の必需品ポーチを提案した「セーラームーン」チームが優勝しました。

外部審査員の皆様(敬称略)

 審査員新

 優勝チーム「セーラームーン」の発表に対する審査員のコメントより

  • 女性チームならではのインサイトに則った製品で、面白いと思いました。災害時だけではない売り方もあると思います。
  • 女子高生が考える「避難所生活でも必需品!」のポーチ、というのは訴求価値ありそうですので、是非、防災グッズを売っている会社などに提案してもらいたいと思いました。女子高生用、20代女性用、ママ用、中年女性用などさまざまなバージョンがあってもいいかも。皆さんが商品を仕入れなくても、アイディアだけを買ってくれる企業がありそうだと思いました。
  • 若い女性の特化した避難グッズというアイデアはビジネスとしていけると思います。ライバルはすでにいますが、日常携帯品をそのまま避難グッズとしても使えるアイデアはよいですね。その場合、日常づかいに耐えうるデザインと、避難グッズがどのくらい入るかというバランスが大事で、工夫が必要になりそうです。