文部科学省が実施しているスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業及びWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業に取り組んでいる高校生が、事前に英語でのポスター発表を映像により発信し、19日にオンラインにより一堂に会し、日頃取り組んでいるグローバルな社会課題の解決や提案等を話し合いました。

本校から参加した4人は、SDGsの#9,11,12,17に関わる研究をしてきた高校が多いグループに参加しました。まずは各チームの研究に対して大学の先生等からプレゼン面でよかった点、研究を深めるうえで必要なことのフィードバックをいただきました。

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その後、留学生を交えてのディスカッションとなり、今ある社会課題について高校生としてできることについて意見交換をしました。オンラインということもあり、発言やチャットのコメントを書くタイミングが難しい場面もありましたが、4人とも積極的に英語で発言し議論を深めたり、まとめたりすることに関わることができました。

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(生徒感想)

・事前に動画を視聴しただけだと、その発表をあまり理解することができませんでしたが、改めて審査の人のコメントやそのグループの付け足しなどのお話を聞き、より発表内容が理解できて良かったです。見ていない研究で、賞を取ったチームの動画も見てみたいです。

・グループ内で、3つくらいのテーマについてそれぞれ話す時間がとても楽しかったです。なぜなら、自分が考えていない別の視点からの意見もあり、とても自分の理解が深まったからです。例えば、SDGsを聞いて何それ?となる人はまだ多いため、自分たちにできることは、どんな人でも分かりやすくSDGsを伝えることが必要だということです。自分たちを基準にして考えるのではなく、SDGsが身近でない人たちにも伝え、解決のためにアクションができるようにしていかないといけないということが分かりました。そして、社会全体でゴールに向かってアクションしていくことが大切だと思いました。

・これまで約1年間研究してきた集大成ということでとても緊張しましたが、みんなで楽しくディスカッションをすることができたのでよかったです。特に留学生の人とのディスカッションでは手を上げて発表するだけではなく、チャットの欄に自分の意見を書き込むなど、できるだけ発表しやすいような配慮がされていて素晴らしいと感じました。