エンパワーメントプログラムは、グローバル化が進む社会に適応していくために必要な資質と能力を身に付けるけることを目的として、5日間オールイングリッシュで行われるカリキュラムです。
今年度は直前に新型コロナウイルスの警戒レベルが上がり、また、台風も近づいているという8月9日からの日程でしたが、主催企業に十分対策していただき、本校において東部4校(富士高校、沼津東高校、韮山高校)合同で開催できました。
毎年、カリキュラムのディスカッションやプロジェクトのトピックが生徒の実態に合わせて設定されるのですが、今年度はCommunity EventやFood Waste Issue等がトピックとして挙げられており、ファシリテータの先生や、留学生のグループリーダーの支援を受けながらプログラムは進んでいきます。
最終日には、一人一人Final Presentationがあり、学んだこと、考えたこと、変化したことなどスピーチをします。修了証をいただいて終わりになると、5日間一緒にいた仲間とお世話になった留学生と別れがたく、写真を撮って、最後の交流をしていました。
参加生徒の満足度は高く、海外へ出かけることが難しい現状では、貴重な機会となりました。

【生徒感想】
アイデンティティの話し合いの時に、グループリーダーの方が人はみんな違くていいと話してくれたのを聞いて、今まで人と違うことをするのに抵抗があったけど、これからはミスを恐れないでたくさんのことに挑戦していこうと思った。

人前で発表する時にリラックスして話すことができるようになった。
なぜなら、サイモンや留学生に「失敗なんて怖くない!」「そこから学ぶことがあるよ」と言われ、失敗に対してポジティブに考えられるようになったから。また、プレゼンの準備に時間をかけ過ぎて練習ができず上手にプレゼンテーションできなかった事があったので、時間をとても大切にするようになった。

私はエンパワーメントプログラムが始まる前までは、英語を間違えたらどうしよう、伝わらなかったらどうしようととても緊張していました。しかし、このエンパワを通しpositive thinkingを学び、間違えてもいい、伝わらなかったら伝えるように違う単語を使ったりと文法などはあまり考えず単語を並べること、などを学ぶことができ、最後のプレゼンも楽しんで行うことができました。

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