新型コロナウィルス感染拡大のために、今年度実施できなかった研修に代わり、長崎での研修が実施されました。参加したのは、学校設定科目「海外研修」を履修し、ベトナムのハノイへの研修を予定していた1年生11名と、「STEM for SDGs」の講座に参加し、一部アメリカのミネソタへの家州を予定していた2年生8名の、合計19名です。また、この研修旅行には、県内のWWL連携校3校より1名ずつの教員が同行しました。

主な研修地・研修内容

  • 3月21日(日) B&Sプログラム 長崎大学留学生と長崎の街を英語で歩こう
  • 3月22日(月) 長崎東高校(WWL連携校)での学校交流(ポスターセッション参加)

           地域環境研究所によるSDGs研修

           協和機電工業株式会社視察研修

  • 3月23日(火) 長崎市内班別自主研修
  • 3月24日(水) 壱岐活き対話型社会「壱岐-粋-なSociety 5.0」プログラム

             ・壱岐テレワークセンター ・壱岐ソーラーパーク

             ・壱岐芦辺風力発電所  ・ふぐ養殖なかはら

 

BS  発表 

協和 平和 風車 テレワーク 

ふぐ メガソーラー

参加した生徒の感想より

  • B&Sプログラムでの外国人留学生との交流では、最初は話せるか不安だったけど、自分が伝えたいことを簡単な英語でも一生懸命相手に伝えてみると、相手も自分の英語を理解しようとしっかり聞いてくれて、伝わったときは会話が弾み、すごく嬉しかった。また、東高校の皆さんとは日本語だったけど、長崎と静岡の方言や文化の違いなどお互いのことについてたくさん話すことができ、同じ日本でも知らなかったことや違いを知ることができた。グラバー通りや出島、中華街などを自主研修で巡り、長崎は外国と近く、昔から外国との交流も盛んだったことから、異国の文化も生活に溶け込んでいるなと感じた。さらに静岡では馴染みのない路面電車や商店街の多さ、坂が多く急峻な地形など長崎の町並みを楽しむことができた。また、私は自分の思っていることを相手に伝えるのが苦手で最初はみんなと上手にコミュニケーションをとれるか心配だったが、長崎で出会った皆さんも一緒に研修しているみんなもとても親切に接してくれ、勇気を出して話してみることで話が盛り上がり安心することができた。今回の研修で相手に伝えようとすること、各訪問先で疑問に思ったことをどんどん質問し学びを深めること、グループメンバーや一緒に研修している仲間とのコミュニケーションをとることの大切さや難しさを実感した。私にとって初めてのことばかりでとても刺激的な研修だった。この研修を通して、勉強の面でも精神的な面でも研修前より成長できたと思う。今回の貴重な経験をこれからの生活や将来の夢にも繋げられるようにしたい。そのために、今回興味をもったことを自分でも調べてみて学びを深めたり、将来の夢をもっと具体的に考えていきたいと思う。
  • 仲間と協力をし、日々の授業やSTEMでやっている力を発揮することができた研修だったと思う。特にB&S プログラムでは英語で冗談を言ったり、自分の思うようにしゃべることができで自分の英語力が分かり、とても楽しかった。壱岐市での研修ではSDGsの目標に本気で取り組んでいる企業をたくさん見ることができ、感銘を受けた。ここで学んだことをしっかりと今後に生かせるようにしたい。
  • 長崎は静岡と違って路面電車が走っていてとても新鮮でした。長崎で数日間過ごしてみて、高低差が激しい点など静岡との違いを実感しました。SDGsについてお話を伺う機会が多くあり、より一層SDGsの問題について考えていきたいと思うようになりました。留学生の方や長崎東高校の人と話したりと多く人と話す機会があり、普段は見れないものを見ることができて、とても充実した研修となりました。
  • 第一に世界は広いと思った。 自分の知らないところでもたくさんの方々がSDGsを意識した生活や事業を行なっていてさらに自分たちの探究を深めたいと思った。 B &Sプログラムでは留学生と一緒に街中を周り、留学生の国の文化と同時に長崎の魅力にも触れることができた。最高に楽しい研修でした!