入学後すぐに休校期間が始まり、例年よりも制限の多い中研究を進めてきた1年生は、1年間の研究のまとめとして3学期は各自が「プログレス・レポート」に取り組みました。これは、1年間の研究を振り返り、2年生でも同じチームで研究をさらに進めていくための中間的なまとめとなります。BYOの考え方の元、必要なデータをわかりやすくグラフや表にまとめる作業にも挑戦しました。

BYO

今年度計画していた、1、2年生合同で行う「総合的な探究の時間」の活動は全て、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から中止していましたが、2年生のクラス代表に選ばれたチームの発表を1年生が聞く機会が実現しました。本来ならば、ポスターセッションの形をとり活発な意見交換の場とするべきところですが、わかりやすくまとめた英語のポスターと、ポスター以外にも自分たちで作ったものなどを見せながら発表する2年生の姿を見て、来年度へのイメージを固めることができました。2年生は英語ポスターでまとめたことを、このあとは個人でのレポートに落とし込んでいきます。

食堂

2年生の代表チームの発表を聞いた1年生の感想

  • 今回初めて2年生の先輩たちの英語での発表を聞いて、日本語でもなかなかみんなの前で発表となると難しいと思うが英語ですらすらと話していたことに驚いた。さらに、絵やグラフなど資料を多く提示したり、なかにはジェスチャーを頻繁に使ったりしている先輩もいて、改めてすごいと思った。同時に、来年には自分たちもやることになるのだと、不安の気持ちも押し寄せてきたが、来年もこの1年間行ってきたことを結びつけて、より良い、深い研究を展開していきたいと気を引き締めることができた。4月までの計画や今後のポスター作成もグループみんなで協力して進めていきたいと思う。
  • 2年生のポスターセッションを聞いて、ポスターが見やすく分かりやすかったです。一つの内容に注目しすぎないような文字の大きさや構成でした。発表は、聞く人に質問していたり、実際にものを見せたりなどの工夫がされていました。
  • 英語版のポスター発表では、外国にも自分たちの研究結果を伝えることができることに気づきました。すごい活動だなと思いました。しかも先輩方はスラスラと発表していたので自分たちもそういう風に発表できるように頑張っていきたいと思いました。