9月30日の放課後に、STEM for SDGsおよび海外研修を履修している生徒を対象に、「サイエンス・ダイアログ」を実施しました。

 「サイエンス・ダイアログ」は、日本学術振興会のフェローシップ制度により、世界各国より日本の大学・研究機関等へ研究のために滞在している優秀な若手外国人研究者(JSPSフェロー)を、講師として高等学校等に派遣し、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行うプログラムです。(日本学術振興会のホームページより)

 今回講師でお迎えしたバングラディシュ出身のMd ASADUZZAMAN博士は、東京大学で農学・環境学を研究されています。講義ではバングラディシュの文化を豊富な写真で紹介いただくとともに、魚類の筋肉の発達の仕組みや医学分野への応用の可能性について、生徒の理解を時折確認しながら、熱心にお話しくださいました。

サイエンスダイアログ

生徒の感想より

  • 英語で講義を聞くのはとても大変でしたが、私たちにもわかるようにゆっくり話してくれたので、英語でも内容がわかってよかったです。また、魚も人間と同じように速筋、遅筋があることや、筋肉の増え方には大きく分けて2つの増え方があることなど、初めて知りとても勉強になりました。
  • 全く知らない内容の話を聞けて、また新たに興味を持ちました。魚の体の機能を人間に応用できたらどんなによいのだろうと思いました。そのような研究をしている方の話を英語で聞けてとても楽しかったです。もっと知りたくなりました。
  • 今回の講義で自分の興味のある分野を増やすことができたので良かったです。しかし英語では理解できない所も所々あったので英語力もしっかり身に付けないといけないと思いました。
  • 私は講義を聞く前は理系が苦手だし英語で講義を聞くのは難しそうだと思っていました。しかし、画像などを見せながら講義してくれたため、内容を理解することができました。また、魚の筋肉について人間と同じところや違うところを知ることができ、楽しかったです。