8月10日(月)~14日(金)、「エンパワーメントプログラム」を本校を会場として開催し、三島北、韮山、沼津東、富士の生徒計80名が参加しました。生徒5~6人に対し、日本の大学や大学院に在学中の様々な国籍の留学生がグループリーダーとして加わり、全日程を通して、英語でディスカッションや発表を行いました。ポジティブ・シンキングの重要性を学ぶとともに、グローバル社会で求められる人材についてや、さまざまな社会課題について議論を交わしました。

エンパワグループ

プログラム中は新型コロナウィルス感染対策の観点から、1教室内の人数を制限し、衛生管理を徹底して実施しました。

エンパワ全体

【生徒の感想より】

  • 私は、自分の英語力を上達させ、自分を色々な面で成長させたくてこのプログラムに参加することを決めました。しかし、貰ったテキストが英文だらけなのを見て、こんな世界に足を踏み入れてしまったことを後悔していました。最初はとても緊張していましたが、考えてきた意見を伝えることができ、少し自信がつきました。日を追う事に、グループリーダーの話す英語が理解できないことをスルーせず正直に言う勇気が出てきたり、最終日には、大勢の前で堂々と笑顔でスピーチができるようになりました。私は、このプログラムに参加する前は人前でスピーチをするのが本当に苦手だったので、最終日にスピーチができた時、自分で自分の殻を破れたことを実感しました。本当に驚きました。このプログラムに参加することができて本当に良かったです。もしまたこのようなプログラムがあったら、是非また参加したいです。
  • はじめは、このプログラムに参加しなければよかったと思っていた。私はコミュニケーションをすることが苦手で外国人の積極さに圧倒され、周りのレベルも高く自分が惨めに感じたから。でも、周りの子たちが優しく、何度も助けてくれて、ここにいてよいんだなと思い始めた。ポジティブthinkerになるにはまだ不十分で、ネガティブな思考をしてしまう部分も多々あるけど、このプログラムに参加してよかった。他の高校の方と一緒に学ぶことができたこともとてもよい経験だと思う。そして、友達になれたことも宝物だと思う。狭い世界だけを見るのではなく、自分から色々なことに挑戦して、これからは広い世界を見ていきたい。
  • エンパワーメントが始まる3週間前に冊子を渡された時、パラパラと見てみたら、英語のみで書かれていて、とても不安でした。知らない人同士での活動ということもあって、実際初日はあまり積極的に意見を言うことができませんでした。しかし2日目、3日目になってくると、英語のみで話すことや留学生のリーダーにも慣れてきて、自分の意見を言うことができるようになっていきました。4日目、5日目になると、もう喋ることが楽しくなって、初日や2日目に思っていた、行きたくないという気持ちがなくなり、逆に行きたいと思うようになりました。実際に英語だけで話してみることはとても難しかったけど、自分にも自信をつけることができたし、どのように話してみたり、ジェスチャーを使ったりすればいいか分かることができて、とてもよかったと思いました。毎回議題についてグループで話し合った後に、クラスでスピーチをするのですが、それがグループによってやり方が違って、劇でやったり、ポスターを作ってやったりしていて、楽しみながら英語を話せました。参加してみてよかったと思っています。