1年生と2年生は毎週水曜日の「総合的な探究の時間」の授業において、『Crisisに負けない持続可能な社会づくりを目指して~SDGsの視点からの多面的なアプローチ』というグランドテーマの元、数名ずつのチームに分かれて探究的な活動を行っています。

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6月24日の1年生の授業には、10名の外部専門家の方々をお迎えし、積極的な姿勢でセッションを行いました。

専門家一覧

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生徒の感想より

  • 私達は、「発展途上国」をメインに考えていた。しかし、外部指導者の方から、「発展途上国といっても、その国によって貧困のレベルは様々だから、どのくらいのレベルの国にするのか、ターゲットを絞った方が良い」という助言を頂いた。例えば、カンボジアだったらスマートフォンは支給されていて情報を得られるが、アフリカのコンゴ共和国はスマートフォンなどインターネットはなく、全く情報を得ることができない人もいるということだった。
  • 自分達だけでは一通りの解決方法しか思いつくことができませんでしたが、専門家の意見を聞き、具体的な案を考えるきっかけが生まれ、より現実味を帯びたシナリオを考えられるようになりました。また様々な角度から原因を考える大切さを知ることができました。
  • 今まで、自分たちが直接手配をすることで解決しようという考え方だったが、専門家の先生の意見を聞いて、現地の人に行動してもらうことで間接的に問題解決に導くという視点を知ることができた。
  • 自分達では「誰が」の部分をちゃんと設定できていたと思ったが、助言を頂いてもっと明文化すると、目的達成のためにまずやるべきことがはっきりとしてきて、その後話し合いが進んだ。 また、「災害時にスマホアプリではなくアナログで、外国人の方とのコミュニケーションをとる」と言う点で、もっとアプリではいけない理由を考えると良いと助言を頂き、アプリのデメリットをアナログで解決するためにはどうしたらいいか、と言う新たな課題が見つかった。