7月11日、川勝平太静岡県知事が移動知事室の一環で来校しました。生徒らはこれまでの課題研究の成果を発表するなどして、知事一行を歓迎しました。生徒会三役が案内を務め、3年生の渡邉健男前期生徒会長が1901年の開校時の校舎の破風飾について説明しました。

移動知事室

会場の紫苑荘では、「トビタテ!留学JAPAN」5期生で2年生の小林幸佳国際交流部部長が司会を務めるとともに、昨年度で指定を終えたSGHとしての取り組みを紹介しました。

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続いて、昨年度のSGH学校設定科目GWIで最優秀チームに選出された ”MARVELs”(現3年生)が、エチオピアの女性や子どもの水の運搬に伴う負担軽減を目的として、日本の「背負子」を改良して導入することを提案するプレゼンを英語で行いました。

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最後に、昨年度、SGH甲子園の英語ポスター部門に出場した海外研修チームの ”6girls”(同)が英語でポスター発表を行い、カンボジアのトンレサップ湖を例として、家庭排水による汚染を改善するための意識改革の重要性と独自に開発した啓発教材の活用について説明しました。なお、この教材は、国際NGO ”WaterAid”の公式教材として採用されています。

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川勝知事からは英語で講評をいただきました。また、懇談の際、生徒の求めに応じて、知事が実際に9リットルの水が入ったタンクを背負子で運んでみる一幕もありました。

移動知事室

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