2019年度「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の採択機関の拠点校となった本校では、SGHのレガシーを活かしつつ、グローバルな社会課題を研究テーマとした課題探究の授業を新1年生対象に開始しました。

WWL1年初期指導 WWL1年初期指導

4月の初期指導では、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)についての国連広報センターの動画を見て、これから取り組むべき課題のイメージを共有しました。グループワークでは、SGHの学校設定科目でも活用してきた「プロジェクトWet」のアクティビティー『重大な過ち』を体験し、課題解決の流れにのっとった研究をするために必要なスキルについて話し合いました。

5月に入ると、チームビルディングと課題設定に取り組みます。あらゆる問題にはたくさんの利害関係者がおり、そのなかからハッピーにしたい人を絞り込むことによって課題を見つける演習をしました。

WWL1年初期指導

この授業の特徴は、関心のあるそれぞれのSDGsをテーマとし、クラス横断型のゼミ形式で課題探究を進めていくことです。今後、共通のSDGsテーマで集まった他のクラスの仲間とともにチームビルディングを行い、課題を掘り下げていきます。

WWL1年初期指導